れんげじオーガニックマーケット

お知らせnews|Rengeji Organic Market

お知らせ

2023年5月21日(日)れんげじオーガニックマーケット開催しました

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5月もマーケットを開催しました。

というか、3月も4月も開催しています。レポートしていないだけです。ごめんなさい。

 

5月と言えば、なんと言っても新茶です!

日に日に新芽が伸びる山、茶工場から漂う茶の香り。茶農家でなくてもなんだかそわそわし、新茶が出来上がると、今年もこの季節がきたな~!と思うのです。

5月のマーケットでは『ちぃっとらっつ農舎』さん、『瀬戸谷のめぐみ茶園』さんで新茶を販売していました。こんなところでつくられています。藤枝の茶畑は山の中にあることが多いので、景色がよくて気持ちいいです。

 

このちぃっとらっつ農舎さんのお茶、手摘みなんです。

IT化だ、スマート農業だ、と言われる時代に、手摘み。令和だけど、手摘み。

なんでわざわざ手摘み?と思ったら、ぜひ一度飲んでみてください。そして、話を聞いてみてください。

機械には機械のよさがあるけど、手摘みには手摘みにしか出せないよさがある。手摘みにしか残せない風景がある。それを一概に「効率化」でなくしてしまってよいのだろうか。と思わせてくれるお茶です。そして、来年はお茶摘みに行こう、と思ってしまうお茶です。

 

新茶以外はというと。

『hajimari yuu』さんのかわいらしい人参や、万歳ネギ(とスタッフが勝手に名付けた)などの野菜がおいしそうでした。

 

マーケットでは販売だけでなく、時々ワークショップもやってます。こちらは『山と川と海のせんたくせっけん屋』さんのわら編みワークショップ。鍋敷きなどがつくれるそうです。

 

横では、さつきちゃんのステキな演奏も。隣に出店していた生活クラブさんも打楽器で参戦です。

『ターラー』さんのヨガのパフォーマンスもありました。ごはんを食べながらこんなものが見られるなんて、なかなか刺激的な朝食です。

 

そして、今回初出店!『やま屋 望月農園』さん。

販売していたのは、鹿ボロネーゼの包み揚げ。写真は食べかけ。

 

望月さんの出店紹介文を掲載します。長いですが、大切にしたい思いが詰まっている文章なので、ぜひご一読ください。

 

 

【肥料と種にこだわった有機野菜、原木舞茸とジビエ料理】

静岡市の山間部で農業と狩猟をしています。
常に心掛けているのは、自然の循環に沿った農業をすること。化学肥料・合成農薬は一切使用していません。
山の恵みがぐっと詰まった旬の食材をぜひお楽しみください!

・こだわりその1 ―肥料は地元で調達―

畑の肥料には、主に米ぬか、だしがら、木灰、鶏ふん等を使用しています。
それぞれ、米穀店、旅館、農家さん、養鶏家さん等から譲り受けています。全て地元で出ている副産物や廃棄物です。
野菜の原料とも言える肥料を地元で確保することで、資源やエネルギーを過剰に消費することなく生産を行うことができると考えています。またこうして手に入る肥料は有機肥料ばかりなので、自然と有機栽培になります。

・こだわりその2 ―種取り―

野菜の品種は、固定種と呼ばれる「種取りができる野菜」を中心に育てています。
固定種は、種取りを繰り返し、代を重ねるごとにその土地に適した品種へと洗練されて行きます。
また、個人的な主観ですが、固定種の野菜は総じて美味しいです。劇的に違うとまでは言わずとも、「この野菜は本来こんな味だったんだな」と思えるような豊かな香りや風味が感じられます。

・こだわりその3 ―里山を軸にした持続可能な農業―

当園の名前「やま屋」の由来は、里山にあります。
畑に入れる堆肥の元である落ち葉、きのこの原木、山菜にジビエ。全て里山あってのものです。人が手を入れ続けることで、山に定期的に日光が射し込み、植生が豊かになり、多くの昆虫や動物がやってきます。
そこから生まれる多彩な食材を通じて、自然と人間の共生関係とも言える里山の価値を再認識、発信したいと考えています。

小さな農家ですが、自然に大きな負担をかけず、うまく利用しながら食料を生産するという本来の農業の形を目指して、日々知見を深め、毎回栽培方法を考えています。皆さんとの交流を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします!

 

会ってみたい、食べてみたくなるでしょ。6月も出店予定ですよ。

 

ということで、5月のマーケットももりだくさんでした!6月はどんな出会いがあるのでしょうか。お楽しみに!

 

 

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